映像制作における主要肩書まとめ

 🎬 映像制作における主要肩書まとめ


1⃣ プロデューサー

映像全体をプロデュースする人。

企画・予算・スタッフ編成・スケジュールなど制作全体を統括。

出資者・クライアント・代理店など、外部との窓口も担当。


2⃣監督・ディレクター・演出

映像作品の最終的な表現責任者。

カメラ割り、照明、構成、編集方針など「見せ方」を具体化する。

映画・ドラマ・CMでは監督、TV番組ではディレクターと呼ばれることが多い。

大型番組やシリーズものでは、ディレクターの上に「演出」「総合演出」が立ち、全体トーンを統括することも。


3⃣AD・制作進行・PM(プロダクションマネージャー)

現場を実際に動かす実務担当。

TVではAD、映画では制作進行、CMではPMが多い印象。

撮影スケジュールの調整、備品の手配、スタッフ間の連絡などを担う。

制作会社の名刺を見ると、どの業界寄りの会社かがだいたい分かる。


4⃣エディター・編集

撮影素材をつなぎ、テンポ・構成を整える。

大まかな構成を作る「オフラインエディター」と、最終仕上げを行う「オンラインエディター」にゆるく分かれてる。

現場によってはアシスタントや、テロップ専任の「テロッパー」がいる場合も。


5⃣ミキサー・音響

音の最終責任者。

ナレーションの収録・整音、BGMや効果音とのバランス調整を担当。

映像の印象を決定づける“空気感”を作る役割。

撮影時の同録(現場音声)を兼任する人もいる。


🎞️ あくまで編集マンから見たスタッフ構成です。

このほかにも、カメラマン、美術、ヘアメイク、照明、録音など多くの専門職が関わっていますが、あまりお会いすることがないので、ここでは割愛しています。

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