Premiere Proで放送用映像を書き出す際のラウドネス設定について
【🎬 Premiere Proで放送用映像を書き出す際のラウドネス設定について】
以前、TV局向けの納品方法について投稿したところ、一部ミキサーさんからご指摘をいただいたので、改めて投稿いたします。💡
YouTubeと違って地上波などの放送では、ラウドネスが厳しく規定されています📏。
映像を書き出し時に、放送基準に合わせて設定が必要です。🎥
なお、日本の放送局はラウドネスの基準としてARIB TR-B32を採用していますが、Premiereの書き出し設定ではARIB TR-B32が選べません❌。
そのため、ARIB TR-B32に近いITU-R BS.1770を使用して書き出します。
※ARIB TR-B32はITU-R BS.1770を技術的基盤としているため。
将来的にはPremiere Proの書き出し設定にARIB TR-B32が直接選択できるようになると良いのですが。。
✅ 書き出し時の設定方法
書き出し時に「ラウドネス正規化」をONにする
プルダウンメニューで「ITU-R BS.1770」を選択
目標ラウドネスを-24 LUFSに設定
許容値を±1 LUに設定
最大トゥルーピークを-2 dBTPに設定
これで、日本の放送基準に沿った映像を書き出すことができます。📺✨
※許容値や最大トゥルーピークは放送局によって異なる場合があるため、納品先の仕様を事前に確認することをお勧めします。📋🔍

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