「ファイル」→「書き出し」の内容をまとめました
【「ファイル」→「書き出し」の内容をまとめました】
Premiereでは動画ファイルの他、いろいろな形式で書き出すことができます。
今回は「ファイル」→「書き出し」の中の項目を解説します。
1️⃣ メディア (M) 🎬
動画やオーディオを書き出す際はココ!
フォーマットやビットレートを指定できます。
2️⃣ Adobe Media Encoder に送信 (A) 🖥️
Media Encoderを介してメディアを出力。
書き出し中はPremiereでも作業可。
また複数の書き出しをまとめて行うこともできます。
3️⃣ モーショングラフィックステンプレート (R) ✨
モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)で書き出す。
書き出したファイルは他のプロジェクトやPCで利用可能。
4️⃣ キャプション (C) 📝
キャプションを.srt形式で書き出す。
DVDやブルーレイの字幕や配信など、他ソフトで利用可能。
5️⃣ EDL (E) 📄
Edit Decision Listの略。
AvidやEdiusなど他の編集ソフトに編集データを渡すためのテキストデータを書き出す。
基本的にカット情報だけで、エフェクトやトランジションなどは含まれません。
6️⃣ OMF (O) 🎧
Open Media Frameworkの略。
音声データを他の音響編集ソフト(Pro Toolsなど)に渡すためのフォーマット。
MA時にはこれを使えば間違いなし。映像は含まれません。
7️⃣ マーカー (M) 📌
マーカーのタイムコードとコメントの内容が書き出される。
修正指示はこれで書き出すと便利。
書き出したマーカーを再度読み込めると便利なのだが、今のところできない様子。
8️⃣ Premiere プロジェクトとして選択 (S) 💾
選択したシーケンスだけ、他のプロジェクトに書き出すことができる。
シーケンスで使用している素材もプロジェクト内に含まれるが、書き出されるのはプロジェクトファイルだけ。
9️⃣ AAF 🎞️
Advanced Authoring Formatの略。
EDLと同様、他の編集ソフトに受け渡す場合に使用。
EDLより情報量が多く、拡大縮小や不透明度などのエフェクトが多く反映される。
🔟 Avid Log Exchange 📊
編集情報をAvidに渡す際に使用。
Avidに特化しているが、個人的にはAAFとほぼ同等の機能。
そもそもエフェクトがPremiereとAvidで全然違うので、モーションや不透明度以外のエフェクトは反映されないと思った方がよい。
🟪 Final Cut Pro XML 🖇️
Final Cutに渡す用のXML。
特にFinal Cut専用というわけではなく、基本的にカット編集などのデータは含まれる。
XML形式でほしいと言われたらこれで出しておけば間違いないです。
💡ポイント
🔹 「メディア」「Adobe Media Encoder」は最終出力用
🔹 「モーショングラフィックステンプレート」「キャプション」「マーカー」は素材・補助用
🔹 「EDL」「OMF」「AAF」「Avid Log Exchange」「Final Cut Pro XML」は他ソフト連携用

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