映像の「編集権」って知っていますか?

【映像の「編集権」は誰のもの?】


映像制作には 編集権(=映像を編集する権利) という概念があります。

簡単に言うと、


📌 「誰が最終的に映像の内容を決めるか」

という権利のことです。


具体的には、


✔ カットの取捨選択・順番

✔ テロップの有無や内容

✔ 色味、音、ナレーション

✔ どこを削り、どこを強調するか


…といった要素が含まれます。


🔴 誰が編集権を持っているのか?


これは ジャンルによって少し違う のがポイントです👇


🎬 映画

→ 監督ではなく、プロデューサーや製作委員会が持つことが多い。

欧米では監督が持つ場合もありますが、日本では少ない傾向です。


📺 テレビ番組

→ 原則はテレビ局(編成責任者やプロデューサー)。

制作会社が編集しても、局の意向で内容が変更されることがあります。

表向きはスポンサーに編集権はありませんが、実際には内容へ干渉することも(?)


📢 CM

→ 最終決定者は広告主(クライアント)。

代理店や制作会社が提案しても、最終判断はクライアント側です。

ただし改訂版や続編の制作は、同じ代理店・制作会社が慣例として担当することが多いです。


🔴 現場で起きやすい具体例


編集権があるからといって、業界の慣習を無視して勝手に編集して良いわけではありません。

以下のようなケースは実際に問題化しやすい例です👇


❌ 映画を配給時に制作側が独断で尺を詰めたり輝度調整を行う

❌ 局試写後にスポンサーの意向で、プロデューサーが別ディレクターに指示して修正する

❌ CMの「ぶら下がり」を、クライアントが別の制作会社に指示して差し替える


🔴 編集マン(エディター)が気を付けること


🎞 編集マンは実際に映像に手を加える立場ですが、あくまで 編集権を持つ人の代行・提案者 です。


だからこそ、


✔ 「最終決定権が誰にあるか」を常に意識する

✔ 独断で勝手に変更しない

✔ 修正指示の履歴を残す


👉 明らかに指示系統がおかしい場合は「NO!」と言うこと。

結果的に自分の信頼・仕事を守ることにつながります!


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