映像編集プロの現場|TVCM編
【映像編集プロの現場|TVCM編】📺🎬
今回は、TVCMの編集がどのような流れで行われているのかを解説します。
CM編集に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください!
1⃣ オフライン編集(仮編集)✂️
撮影素材を、絵コンテ/Vコンテを元に仮編集していきます。
素材は、低スペックPCでも扱えるよう解像度やビット数を落としたデータ(Proxy)を使うことが多いです。
場所は制作会社内の編集室やポスプロ。
編集ソフトは、昔は Avid一択でしたが、最近は Premiere Pro もかなり増えています。
監督立ち会いのもと、試行錯誤しながらAタイプ・Bタイプ・Cタイプなど、複数パターンを作るのが一般的です。
この段階で👇
🔸仮テロップ
🔸仮CG
🔸仮ナレーション
🔸仮BGM・SE
もすべて入れます。
合成やエフェクトも仮のもので、ここでは追い込みません。
カラコレは基本しませんが、Log素材だけ軽く見やすく調整することはあります。
途中から広告代理店の CD(クリエイティブディレクター)やプランナーが参加し、いわゆる「代理店試写」を行います。
この時点で意向を反映し、パターンが増減することもよくあります。
2⃣ オフライン試写 👀
オフライン編集と同日に行うこともありますが、安全を見て別日に設定されることも多いです。
まず、クライアントが来る前に
広告代理店の営業さん向けに事前試写を行い、各タイプの違いやおすすめポイントを共有します。
その後、クライアント(広告主)試写。
数パターンの中から選んでもらうのが基本ですが、内容によっては修正が入り、その場で対応することもあります。
OKが出たら👇
🔸オンライン編集用の EDL
🔸MA用の OMF
などを書き出します。
この段階で、社内確認用としてデータを持ち帰られるケースも多いです。
3⃣ オンライン編集(本編集)🎨
ポスプロにて、カラコレ済みの本データを使用して仮編集を再現します。
編集環境は
🔸Flame
🔸Avid
が多く、最近は Flame + After Effects の併用も非常に増えています。
ここで👇
🔸テロップ・CGを本番用に差し替え
🔸合成・エフェクトを本気で追い込み
を行います。
広告代理店のチェックは入りますが、この段階では品質確認が中心で、大きな修正はまれです。
4⃣ オンライン試写 ✅
完成した映像を、オンライン編集室でクライアントに最終試写します。
大きな変更はほとんどありませんが、
🔸顔を少し明るく
🔸商品をもう少し目立たせたい
といった微調整が入ることはあります。
OKが出たら、映像を書き出して MA へ。
5⃣ MA(音声仕上げ)🎧
多くの場合、本編集と同じポスプロ内で作業します。
🔸ナレーターを呼んでナレーション収録
🔸BGM・SEを本番用に差し替え
🔸音量バランスを調整してミックス
クライアント立ち会いで行われ、そのまま最終確認試写になることも多いです。
案件によっては、本編編集と並行してMAを進めるケースもあります。
6⃣ 納品 📦
基本的にはこれで完パケ納品。
ただし、考査などでごくまれに後日修正が入ることもあります。

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