イマジナリーラインとは?

🎬 イマジナリーラインとは? 登場人物や対象物のあいだに引かれる仮想の線。この線を基準にカメラを配置することで、視聴者の空間認識を自然に保つことができます。 🎥 ラインを越えるとどうなる? カメラがラインを越えると、登場人物の向きや位置関係が逆転して見え、観客が混乱する可能性があります。 🧍♂️↔🧍♀️ たとえば、向かい合って話していた2人が、急に同じ方向を向いているように見えてしまうことも。 📍 ラインを守るコツ カメラは常に 同じ側 に配置する。 複数のカメラを使うときも、ラインの片側から撮影。 撮影前に、ラインの意識と共有をしておくことが重要。 🔁 ラインを越えたいときは? カメラの動きで自然に越える(例:トラッキングショットやパン)。 中立ショット(ライン上)を間に挟むことで、空間の切り替えを明確に。 視線や動きの流れを使って、違和感なく移動させる。 🧭 対話シーン以外にも活用! スポーツ中継(攻守の位置関係) アクションシーン(追う・逃げる方向の整理) アニメやマンガのコマ割り(視線と空間の一貫性) ✨ ルールを破る=表現の選択肢 あえてラインを越えることで、 混乱・緊張・違和感といった演出効果を生み出すことも可能。 「守る」だけでなく「使いこなす」ことが鍵です