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7月, 2025の投稿を表示しています

テロップの切り替えタイミング

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 【🎬 テロップの切り替えタイミング ✂️】 テロップは音の切れ目よりも、「意味の塊」で切り替えた方が気持ちいいです。 例えば、 🗣️ 台詞「やっぱり対策した方がいい」 💬 テロップ「対策した方がいい」 この場合は「やっぱり」の頭で切り替えると自然です✨ ほんの少しのタイミング差ですが、視聴者にすっと内容が届きます📺 ぜひ試してみてください! ※「やっぱり」の後に間があったりすると、この限りではありません🙌

「英数字だけ小さい…」そんな悩みありませんか?

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📝「英数字だけ小さい…」そんな悩みありませんか? 日本語フォントの多くは、英数字が小さく表示されがち。 私はいつも ✔️フォントサイズを15%ほど大きく ✔️ベースラインは -7くらい …と手動で調整してましたが、さすがに面倒と感じる時も😅 そんな時におすすめなのが 🆓フリーフォント「源暎ゴシックP」! 「源ノ角ゴシック JP」をベースに、英数字のサイズ&位置が最初から調整済み。 そのまま使っても自然でバランス良し◎ ⚠️ たまにPremiereで読み込めない不具合はありますが、それを差し引いても超便利です。 📌英数字の違和感に悩んでいる方、ぜひ使ってみてください!  

放送用の映像、音声のボリュームってどうするの?

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 📺 放送用の映像、音声のボリュームってどうするの? YouTubeと違って地上波などの放送では ラウドネスが厳しく規定されています⚠️ 🎚 ちょっとでもオーバーしてると「差し戻し」になるので注意! 🎛 ボリューム調整のやり方 ① 編集時はYouTubeと同様、目安はこちら👇 🎙 会話:-12〜-6dB 🎵 BGM:-30〜-20dB 💥 SE:-30〜-10dB ② 書き出し時に「ラウドネス正規化」をON! 目標:-24 LKFS(±1 LKFS) ③ 映像コーデックは 🎞「XDCAM HD 50 NTSC 60i」を選択! 📌 これで放送基準の音声にバッチリ対応できます!

YouTubeのおススメボリューム設定【保存版】

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🎧 YouTubeのおススメボリューム設定【保存版】 「アップした動画、なんか音ちっちゃい…?」 それ、YouTubeの「ラウドネス正規化」が原因かも。 🎚 ラウドネスが -14 LUFS を超えると、再生時に自動で音量が下げられます! ⚠️SE(効果音)一つでも音量が大きいと、全体が下げられる ので要注意 ※小さい音は自動では上がりません。 結果👇 ・音が小さくてボリュームを上げると、大きいSEでびっくりする ・音質が悪くなる ・ダイナミクスが潰れる 🎛 おすすめのボリューム設定(dB目安) 会話:-12〜-6dB BGM:-30〜-20dB SE:-30〜-10dB 🎯 最後にラウドネスメーターで確認 統合:-14付近 トゥルーピーク:-1.0dBTP以下に抑える! これで音質を損なわず、聴きやすい動画になります! 📺 地上波のラウドネス設定は別なので、後日紹介します!

ミラーレスカメラで発熱によるシャットダウンを防ぐ方法

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 ミラーレスカメラで発熱によるシャットダウンを防ぐ方法 🔥長時間撮影で熱停止する人は、以下を試してみてください! 1️⃣ 本体の設定を変更 例:Sony αシリーズ 「自動電源OFF温度」を「高」に設定 2️⃣ 外部モニターを使って本体液晶はOFF → 背面モニターは発熱の原因 3️⃣ モバイルバッテリーでUSB給電🔌 → バッテリーの発熱を抑えられる! 4️⃣ 4Kが不要ならHD画質に切り替え📽️ → 高解像度は熱が出やすい 5️⃣ 小型冷却ファンを取り付け🌀 → UlanziやTilta製の冷却アクセサリが効果的 https://amzn.to/44h3DrE ただし同録の場合は注意!

S-Log3で撮影した素材🎥 どのLUTを当てる?

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 【S-Log3で撮影した素材🎥 どのLUTを当てる?】 SonyのカメラでS-Log3撮影した素材をカラコレするためのTIPSです✨ Sony公式サイトからダウンロードしたZipファイルを解凍すると、4つのLUTが入っています。 映像編集用にはどれを使うのが良いのでしょうか? 🎯 正解は SLog3SGamut3.CineToLC-709.cube 💡ファイル名の意味 SLog3SGamut3.Cine = 素材の色とガンマ設定(S-Log3ガンマカーブ + S-Gamut3.Cine色域) To = 「変換先」 LC-709 = Low Contrast の Rec.709 👉 つまりこのLUTは S-Log3 + S-Gamut3.Cineで撮影した素材を Rec.709(低コントラスト)用に変換するLUTです。 低コントラストなので、ここからさらにカラーグレーディングの余地が残っています🎨 📌 ちなみに他のLUTは? 🔸 SLog3SGamut3.CineToCine+709.cube コントラスト強め、即時視聴用(完成形に近い見た目)。色グレ余地少なめ 🔸 SLog3SGamut3.CineToLC-709TypeA.cube LC-709と似ていて、TypeAは肌色を少し暖かめに見せます 🔸 SLog3SGamut3.CineToSLog2-709.cube S-Log3素材をS-Log2ライクなガンマで709変換する特殊用途。通常のカラコレには不向き

映像制作でよく出る「色域」と「ガンマ」の違いまとめ

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🎨 映像制作でよく出る「色域」と「ガンマ」の違いまとめ Premiereの色設定で迷いやすい色域とガンマについて、わかりやすく解説します! 🔹 色域とは? 映像で表現できる色の範囲のこと。広い順に並べると sRGB ≒ Rec.709 < DCI-P3 < Rec.2020 🔹 ガンマとは? 映像の明るさの信号を調整する曲線(カーブ)で、自然に見せるためのものです。 主なガンマは ・sRGB → WebやPC向け ガンマ値: 約2.2  ・Rec.709 → SDR用の放送向け ガンマ値: 約2.4 ・HLG → HDR放送向け ・PQ → HDR映画や配信向け ※HLGとPQは単純なガンマ値では表現できない ⚠️ 混乱しやすいポイント ・Rec.709とBT.709は同じ意味です ・Rec.709やsRGBは色域名でもありガンマの規格名でもあります ・Rec.2020は色域を表す用語ですが、Rec.2100は色域Rec.2020でガンマはHLGもしくはPQを採用した総合規格 素材や用途に合わせて色域とガンマをしっかり設定しましょう!

Premiere ProでHFRシーケンスを作成する方法

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 🎬【Premiere ProでHFRシーケンスを作成する方法】 先日HFR(High Frame Rate)について解説しましたが、Premiere Proでは新規シーケンス作成時に 60fpsまで しか選べません💡 じゃあそれ以上のフレームレートのシーケンスはどう作るの? 👉 実は少しコツがあります! ✅ やり方 ① 高フレームレート素材がある場合 👉 120fpsなどの素材を右クリック → 「クリップに最適な新規シーケンス」を選択 ➡ 素材に合わせたHFRシーケンスが自動で作成されます! ② 高fps素材が無い場合 👉 適当な素材を右クリック →「変更」→「フッテージを変換」 ➡ ダイアログでフレームレートを手動入力(例:120fps) ➡ その後「クリップに最適な新規シーケンス」を作成 📌 HFR編集は今後ますます増えていくのは間違いなし! このやり方、ぜひブックマークしておいてください👀

YouTubeでも最近使われるHFRって何?

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 🌟【YouTubeでも最近使われるHFRって何?】 HFR=High Frame Rate(ハイフレームレート)の略。 通常の映画は24fpsですが、最近は 48fps、60fps、120fps など高フレームレートで制作・上映されることも増えてきました! 👉 より人間の目で見た動きに近く、没入感が半端ない 映像になります。 🎬 HFRが使われた代表的な映画 ・『ホビット』シリーズ(48fps) ・『ジェミニマン』(120fps 4K 3D) 💡 YouTubeでもHFR! 最近はゲーム実況やスポーツ映像で 60fpsの動画もよく見られます👀 クライアントから「今回はHFRでお願いします」 と言われることもあるので、ぜひ押さえておきましょう!

彩度 VS 自然な彩度

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 🌈【彩度 VS 自然な彩度】 Premiere Pro の Lumetri には「彩度」と「自然な彩度」があります。 その違い、知っていますか?🤔 ▼違いはコレ👇 🎨 彩度 → 全体の彩度を均一に上げる 🎨 自然な彩度 → 彩度が低い部分は大きく、  彩度が強い部分は控えめに上げる 💡 オススメの使い方 植物の緑や紅葉🍁など、ちょっと彩度を上げてきれいに見せたいときは、まず「自然な彩度」を試してみるのが◎! 特に人物の顔などは「彩度」を上げると赤くなってしまい、不自然に見えることが多いので要注意です。 素材に合わせてうまく使い分けてください🎬

映画のような映像の作り方

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 🎥【映画のような映像の作り方】 今回は、普通に撮った映像を Lumetri を使って映画風に仕上げる方法をご紹介します! ただしハリウッド風のティール&オレンジではなく、日本映画のような少しノスタルジックな雰囲気をイメージしています。🍂 🔧 手順とポイント 1️⃣ まずは通常のカラコレ 色かぶりや輝度を修正しておきましょう!🌈 2️⃣ 設定例はこちら👇 ✨ 基本補正 彩度:90 コントラスト:-20 ハイライト:-25 🎨 カラーホイールとカラーマッチ シャドウをほんの少し青に寄せる💙 ハイライトをわずかにオレンジに寄せる🧡 📈 カーブ 輝度VS彩度で暗部の彩度を下げて、黒を引き締める🖤 (これをしないと髪の毛など暗部が青っぽくわざとらしくなります💡) 🌟 さらに雰囲気アップ! 「ビネット」を入れると画面が引き締まります✨ 「ポスタリゼーション時間」でフレームレートを24にすると、よりフィルム調に🎞 💡 素材に合わせて数値は微調整してくださいね! ぜひ試して、映画のような映像を作ってみてください🎬

重言(じゅうごん)について

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 📝【重言(じゅうごん)について】📝 先日の編集で「違和感を感じる」というテロップが問題になりました。 「感」という文字が重なる、いわゆる重言に当たるのでは?という指摘です。 この問題は業界的にはすでに答えが出ており、コメントフォローではおおむねOK。解説文などのテロップでは「違和感を覚える」などと言い換えるのが無難とされる、いわゆるグレーゾーンです。 その他のNGなもの、グレーゾーン、OKなものをご紹介します。 🎯 NG例 ・頭痛が痛い ・乗馬に乗る ⚠️ グレーゾーン ・責任感を感じる ・名言を言う ⭕ OK例 ・旅行に行く ・歌を歌う ・映画を上映する ちなみに「満天の星空」は「天」と「空」が同じ意味で重なっており、正しくは「満天の星」です。 重言は放送に限らず出版でも忌避されがちで、過度に反応する方もいるデリケートな問題です。最終的にはクライアントの好みもあるので、それに従いましょう。

PremiereのフルテロップをAIで効率化する方法

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【PremiereのフルテロップをAIで効率化する方法】🎬✨ Premiereでフルテロップを入れるとき、 文字起こし → キャプション化 → 改行位置や分割を手動で調整… これが意外と手間ですよね😅 誤字の修正やフィラーワードの削除など、地味に時間がかかります。 もう少し文字起こしの精度が上がったり、改行位置が自然になると嬉しいところ。 そこで今回は、文字起こし後のキャプションをAIでできるだけ完成形に近づける方法をご紹介します!💡 ⚠️ 注 この方法は、話した内容をそのまま表示するコメントフォローテロップというより、ある程度要約・意訳した、TV番組で使われるようなテロップの入れ方になります。 ✅ やり方 1️⃣ カット編集済みのシーケンスで「文字起こし」パネルを開き、「テキストファイルに書き出し」 2️⃣ 書き出したテキストをChatGPTに貼り付けて、誤字修正・不要な言葉の削除を依頼し、SRT形式に整形してもらう 3️⃣ 出力されたテキストを新規メモ帳に貼り付け、拡張子を .srt に変更 4️⃣ PremiereにSRTファイルを読み込み、新しいキャプショントラックにドラッグ&ドロップ これで、最初からほぼ完成形のキャプションが作れます!✨ ※ただしタイムコードはズレやすいので、タイミングの微調整は必須です。 また、長い映像は複数に分割して生成されるので、自分で統合する必要があります。 映像の内容やChatGPTのバージョンによってはうまくいかない場合もあるので、指示の文章を調整しながら試してみてください!🙌 📄指示の文章はこちらです↓ 「Premiere用に文字起こしを整えたいです。 以下の条件で絶対に仕上げてください。 1行は最大20文字以内にする 1ブロックは最大2行までにする 意味の途中で絶対に分割しない 挨拶や『ありがとうございます』などは分割しない 『こんにちは』など短い挨拶は独立ブロックにしてOK フィラーワードや句読点は削除する 元の文章は省略せず残す タイムコードは意味単位で正確に分割 分割後も元とできるだけタイムコードがズレないように 分割後はタイムコードも途切れないように補正する 必ず全部の原文を確認して漏れなく作る 最後はSRT形式にしてください。」

✨ 空のグラフィックを簡単に作成する方法!

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📦✨ 空のグラフィックを簡単に作成する方法! 画面にロゴだけ読み込んで配置したい時や、テロップの一部だけをコピペで使いたい時、意外と「空のグラフィック」が欲しくなることありませんか?🤔 Premiereでは何も入っていないグラフィックを直接作る機能がないので、一文字テキストを打って消したり、四角を描いてすぐ消したり…そんな手間をかけている人も多いはず。📝💨 今回は、空のグラフィックを一瞬で作る方法をご紹介します!🚀 ▶ 手順👇 1️⃣ 四角形を描いてすぐ消すなどして、ベースとなる空のグラフィックを作成 2️⃣ それを右クリックして「モーショングラフィックステンプレートとして書き出し」を選択🎥 3️⃣ 「空のグラフィック」などわかりやすい名前を付けて保存💾 これで次回からはグラフィックテンプレートパネルから「空のグラフィック」をドラッグするだけで使えます!✨🖱️ 空のグラフィックをよく使う方はぜひ作っておきましょう。 作業がグッと速くなりますよ!⚡️😊

Illustratorで作ったパスをPremiere Proのテロップやマスクで使いたい!

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 🎨 Illustratorで作ったパスをPremiere Proのテロップやマスクで使いたい! そんなときに気になる「コピペで貼り付けできるの?」という問題。 答えは…👇 ❌ 結論 Premiere Proにはパスの直接コピペはできません。 ✅ 代替方法1 Illustratorの.aiファイルを「プロパティ」パネルで読み込む テロップの一部として利用したり、トラックマットキーでマスクとしても使えます。 ✅ 代替方法2 After Effects経由でコピペ&編集 🧩 After EffectsならIllustratorのパスをコピペできます! Adobe Dynamic Linkを利用して、Premiere上でも使用可能です。 📣 Adobeさん、PremiereでもIllustratorのパスをコピペできる機能、ぜひ実装お願いします!!

イマジナリーラインとは?

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  🎬 イマジナリーラインとは? 登場人物や対象物のあいだに引かれる仮想の線。この線を基準にカメラを配置することで、視聴者の空間認識を自然に保つことができます。 🎥 ラインを越えるとどうなる? カメラがラインを越えると、登場人物の向きや位置関係が逆転して見え、観客が混乱する可能性があります。 🧍‍♂️↔🧍‍♀️ たとえば、向かい合って話していた2人が、急に同じ方向を向いているように見えてしまうことも。 📍 ラインを守るコツ カメラは常に 同じ側 に配置する。 複数のカメラを使うときも、ラインの片側から撮影。 撮影前に、ラインの意識と共有をしておくことが重要。 🔁 ラインを越えたいときは? カメラの動きで自然に越える(例:トラッキングショットやパン)。 中立ショット(ライン上)を間に挟むことで、空間の切り替えを明確に。 視線や動きの流れを使って、違和感なく移動させる。 🧭 対話シーン以外にも活用! スポーツ中継(攻守の位置関係) アクションシーン(追う・逃げる方向の整理) アニメやマンガのコマ割り(視線と空間の一貫性) ✨ ルールを破る=表現の選択肢 あえてラインを越えることで、 混乱・緊張・違和感といった演出効果を生み出すことも可能。 「守る」だけでなく「使いこなす」ことが鍵です