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11月, 2025の投稿を表示しています

Premiereの起動中に「初期化…」と表示される!?

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 【🎬 Premiereの起動中に「初期化…」と表示される!?】 どのバージョンからかは分かりませんが、最近Premiereを起動するときに一瞬「初期化…」という表示が出ることがあります。 これは私のPCだけでなく、取引先の編集用PCでも同様なので、同じ現象が出ている方も多いのではないかと思います。 「環境設定やワークスペースが初期化されてるの!?」とちょっとドキッとしますが、私が調べた範囲では 単に“起動時の表示が変わっただけ”のようで、 実害はなさそう です。 試しに原因切り分けのため、次のことをやってみましたが、どれでも解消しませんでした。 🔸GPUドライバーのアップデート 🔸メディアキャッシュ/キャッシュファイルの削除 🔸Premiereの環境設定リセット ただし、挙動にちょっと特徴があります👇 ✅ プロジェクトファイルをダブルクリックまたは 右クリック →「開く」 でPremiereを起動した場合 → 「初期化…」が一瞬表示される ✅ 先にPremiere本体だけを起動してから、[ファイル]→[プロジェクトを開く] で開いた場合 → 「初期化…」は表示されない

縦になってしまった動画を、横に修正する方法

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 【縦になってしまった動画を、横に修正する方法🎬】 スマホやミラーレスで撮影した動画が、意図せず縦動画になってしまうこと、ありませんか? これは ジャイロセンサー情報(回転メタデータ) が動画に埋め込まれているのが原因です。 カメラが傾いた状態で撮影を始めると、縦動画だと判断されてしまいます。 🔴縦動画を簡単に横動画に修正する方法 1⃣ ffmpegを使う方法 コマンド例: ffmpeg -i input.mp4 -metadata:s:v:0 rotate=0 -codec copy output.mp4 回転情報を削除するだけなので 再エンコード不要 元の画質のまま横動画として扱えます✨ input.mp4 は元の動画ファイル名、output.mp4 は出力ファイル名に置き換えて使用してください 2⃣ Premiereで完結する方法 素材を ソースモニター で開く エフェクトコントロールパネル の「ソース」タブを確認 「トランスフォーム」エフェクト を適用 「回転」パラメーターを 90° もしくは -90° に設定 これで Premiere上で横動画として編集可能です🎥 ぜひ試してみてください!✨

特定の色だけを調整する方法②

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【特定の色だけを調整する方法②🎨】 先日「色相VS色相」を使った特定の色だけを調整する方法をシェアしましたが、今回はベクトルスコープを活用した方法です。 あまり知られていませんが、実はベクトルスコープ上でもスポイトツールを使って色を拾うことができるんです。 ベクトルスコープには「スキントーンライン」というものがあり、人物の肌がこのラインに沿うようにすると、肌がきれいに見えると言われています。 ここから外れている場合に、肌色だけを調整する手順です。 🔴 やりかた 1️⃣ ベクトルスコープを表示して、スキントーンラインから離れた肌色部分を確認 2️⃣ 「色相VS色相」のスポイトツールで、ベクトルスコープ上の肌色部分をサンプリング ※スコープをダブルクリックすると拡大できるので、よりサンプリングしやすくなります 3️⃣ 肌色部分のアンカーポイントが作成されるので、上下に動かして調整 ⚠️ 注意 スキントーンラインはおそらく白人の肌をベースに設定されているため、合わせすぎると赤っぽくなる場合があります。 必ず目視で確認しながら調整してください。

特定の色だけを調整する方法

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 【特定の色だけを調整する方法①🎨】 カラコレを終えたあと、「人物の肌の色だけ少し直したい…」なんてこと、ありますよね。 色相全体をいじると他の部分まで変わってしまって、なかなか思い通りにいかないことも多いです。 そこで今回は、特定の色だけをピンポイントで調整する方法を紹介します。 カラコレの仕上げにとても便利です! 🔴 例:背景の緑はいい感じだけど、手前の人物の肌が少し緑っぽい場合 1️⃣ Lumetriパネルの「色相VS色相」で、スポイトを使って肌の色をサンプリング 2️⃣ 表示されたカーブのアンカーポイントを上下に動かして、肌の色相を微調整 さらに「色相VS彩度」「色相VS輝度」を使えば、特定の部分の彩度や明るさだけを個別に調整できます。 ぜひ試してみてください! 🎬(余談)以前、顔が食べ物の某キャラクターのCMで「顔の色が実物と違う」ということで、これで必死に調整した苦い思い出があります…。

iPadやiPhoneをサブモニターとして使用する方法

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 📱【iPadやiPhoneをサブモニターとして使用する方法】 出張先など、外部モニターがない環境で編集する時や、YouTube向け映像をスマホ画面で確認したい時、ありますよね? そんな時に、iPadやiPhoneを外部モニターとして使えるアプリがあるんです💡 🔴 主なアプリ 1️⃣ Duet Display 💰 有料 🔌 Wi-Fi以外にもUSB接続が可能で安定性◎ 2️⃣ Splashtop Wired XDisplay 💰 有料 🔌 USB接続のみで安定 3️⃣ Spacedesk 🆓 無料 📶 Wi-Fi接続のみ? 私は使用頻度が低いので、無料で使えるSpacedeskを利用しています。 ただ動画だと遅延が大きいので、テロップのサイズやデザイン確認用として使っています📝 また、私はAccsoon SeeMoも持っているので、動きを確認したい場合はHDMIでiPadに入力しています🎥

カラコレの手順、合っていますか?

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 【カラコレの手順、合っていますか?🎨】 PremiereやDaVinciでカラー補正していると、いろんなスライダーを触るうちに収拾がつかなくなることありませんか? あるパラメーターを変更すると、他の部分が気になって、なかなか思い通りに進まないことも多いですよね。 今回は、プロの現場でもよく使われる基本のカラコレ手順を紹介します。 この順番で作業すると、沼にハマることが少なくなると思います! 🔴 手順 1️⃣ 明るさを整える ☀️ 2️⃣ 黒つぶれ・白飛びを抑える ⚖️ 3️⃣ コントラストを調整する 🎞️ 4️⃣ 色味を整える(ホワイトバランス・彩度・色相)🌈 最後に色味を整えるのがコツ! まずは明るさと階調を整えてから、色で仕上げてみてください。 ⚠️ これはざっくりとしたカラコレの手順です。さらに追い込む場合はこの限りではありません。

おススメ無料エクステンション3選

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 【🎞️ おススメ無料エクステンション3選】 先日エクステンションの機能をご紹介したので、今回はおすすめのエクステンションをピックアップします。 無料、もしくは有料でも“無料プランだけで十分使える”ものを厳選しました! すべて商用利用も可能です(※利用規約は変更になる場合がありますので、使用時に公式サイトでご確認ください)。 全部入れるとPremiereが重くなることもあるので、ご自身の編集スタイルに合ったものだけ入れるのがおすすめです💡 1⃣ Premiere Composer(by Mister Horse)🎬 私のイチ押しエクステンション。 これを使っている人、本当に多いです! むしろ私の周りでは「入れていない人を見たことがない」と言ってもいいくらい。 地上波の番組を見ていても、「あ、今のトランジションはComposerだな」というシーンをよく見かけます。 無料版だけでも十分使えますが、有料パッケージも導入する価値ありです✨ 2⃣ Spotlight FX💡 これも使っている人、めちゃくちゃ多いです! 現在は無料版で 40種類以上のトランジション が利用可能。 Premiere Composerと被る部分もありますが、トランジションの種類はSpotlight FXの方が豊富。 「Composerで物足りないな」と感じたら、追加で入れるのがおすすめです。 それぞれのエフェクトは個別にダウンロードして使う形式なので、時間があるときに気になるものをDLしておくとスムーズです⏬ 3⃣ AEJuice💥 さまざまなエフェクトパッケージをダウンロードして使うタイプのエクステンション。 エフェクトの種類はおそらく最多クラス。 個人的には「爆発」や「煙」などのパーティクル系エフェクトをよく使います。 こちらも使用時に個別ダウンロードが必要で、パーティクルなど重めの素材はダウンロードに数分かかることも。 時間のあるときにまとめてDLしておくのがおすすめです📦

エクステンション使いこなしていますか?

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 🎬【エクステンション使いこなしていますか?】 Premiereのかなりの便利機能に、「エクステンション」があります。 ただ意外と使っていない方が多いので、共有いたします💡 エクステンションはいわゆる「拡張機能」で、Adobe Exchangeなどからインストール可能です。 また最近のアップデートで「Film Impact Dashboard」も自動で追加されました🎉 🧩 使い方 「Film Impact Dashboard」ではエフェクトを視覚的に確認しながらエフェクトを探すことが可能です。 エフェクトを適用したクリップを選択した状態で「Apply」ボタンを押すだけで、エフェクトが適用されます。 トランジションエフェクトは2つ以上のクリップを選択する必要があります。 💡 その他おすすめ 「Premiere Composer」など、無料ながら地上波でも使われているエクステンションもあります。 編集の幅が広がるので、ぜひ使ってみてください✨

リップルシーケンスマーカーとは?

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 【✨リップルシーケンスマーカーとは?】 Premiereには「マーカー」の設定に リップルシーケンスマーカー という機能があります🎯 これをオンにしておくと、素材をリップル削除やインサートするときに、マーカーも一緒に自動で移動してくれます📌 マーカーで修正箇所や注意事項をメモしている場合は必須の機能💡 オフになっているとあとで修正が大変になるので、たまに設定を確認しておきましょう✔️

12/1までAdobe Fireflyが無制限で使用可能!

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 【12/1までAdobe Fireflyが無制限で使用可能!✨】 Premiereのバージョン25.6(?)以降、「ファイル」メニューに 「Adobe Fireflyで生成」と「Adobe Firefly Boardsでブレインストーミング」が追加されました🎉 12/1まではクレジット消費なしで無制限に使用可能ですので、ぜひお試しください。 🔵 Adobe Fireflyで生成 🔹ブラウザでFireflyが開き、静止画や動画の生成が可能🖼️🎬 🔹日本語でも生成できますが、意図が伝わりにくい場合があります💡 → chatGPTなどで英文に変換してから入力すると精度が上がる場合あり 🔹動画生成はスクリプトの他、既存の静止画を読み込ませると人物が動いたり、カメラワークが自動でつきます →精度はまだ低めなので、個人利用やVコンなどにおすすめ 🔴 Adobe Firefly Boardsでブレインストーミング 🔸機能が多く、まだ使いこなせていませんが、静止画から16種類のバリエーションを瞬時に生成可能。 画像内のテキストを変更することもできます✏️ 🔸既存作品や素材を読み込んでアイデア出しができるので、クリエイティブ的にはグレーゾーン⁉️ 「こんなイメージでどうですか?」的なコンペや社内資料として使うには良いかもしれません。

個人事業主と法人 フリーになるならどっちがいい?

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 📌【個人事業主と法人 フリーになるならどっちがいい?】 映像編集などのフリーランスとして独立する場合、個人事業主か法人かで迷うことがあります。初期コストや税金、社会保険料、経理の負担などを比較してみました。 💼 個人事業主 🟢 初期コスト ほぼゼロ。税務署に開業届を出すだけ。 🟢 税金 所得税は累進課税で最大45%。 +住民税10%で実質55%になることも。 🟢 社会保険 国民健康保険+国民年金。所得に応じて変動。目安として3万円台前半くらい。かなり稼いでも10万円程度。 🟢 経理 青色申告なら複式簿記で節税も可能。簡単な白色申告も可。 🟢 確定申告 比較的シンプル。インボイス登録業者なら消費税の申告も必要。 🏢 法人(株式会社など) 🟠 初期コスト 設立費用あり(定款や登記費用で十数万円ほど) 🟠 税金 法人税+役員報酬で所得分散が可能。法人税は中小企業の軽減税率で課税所得800万円までは15%、それ以上は23.2%。 法人住民税の「均等割」7万は必ずかかる。 🟠 社会保険 会社負担+個人負担。どちらも稼いだお金から払うイメージで、二重に負担する感覚。10万円以上になる場合もザラ。 🟠 経理・申告 基本は青色申告と同じですが、法人の確定申告や年末調整など事務は増えます。 法人化すると税理士が必要と言われますが、やる気があれば1日〜2日で自分で可能です。私は税理士に頼んだことがなく、分からないことは税務署が丁寧に教えてくれます。 🟠 節税面 給与設定や経費計上で法人所得をゼロに近づけることで、所得税・住民税・社会保険料を抑えられます。 中小企業倒産防止共済の掛け金なども損金に入れることが可能です。 株式や不動産投資などを法人で行うことで、損益通算も可能。 💡 法人成りを検討する目安 売上1,000万円や課税所得600万円前後で、個人より法人化の方が節税効果が出やすいので、目安にすると良いと思います。 私は途中から法人成りするのが面倒だったので、最初から法人で独立しました。 ※あくまで私個人の意見です。扶養家族や資産など、各自の条件で検討してください。 少し古いですがおススメの書籍です。私も使っていますが、めちゃくちゃ分かりやすいです! ※アフィリエイトです https://amzn.to/4nFB7aL

オフライン編集とオンライン編集の違い

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 【🎬 オフライン編集とオンライン編集の違い】 映像業界では、編集を「オフライン編集(仮編)」と「オンライン編集(本編)」に分けて作業するのが一般的です。 CM制作を例に、現状をまとめました👇 🎞 オフライン編集 📍目的:仮素材(プロキシなど)を使って、構成・演出・カット尺を確定する工程。 📍場所:制作会社の社内編集室やオフラインセンターなど。 📍編集機:Premiere、Avidなど。 最近はDaVinci Resolveを使う例もあるようですが、私はまだ現場で見たことがありません。 昔はFinal Cut Proも多かったですが、近年はほぼ見なくなりました。 💎 オンライン編集 📍目的:放送・納品用に最終仕上げを行う工程。グレーディングやコンポジットも実施します。 📍場所:IMAGICAやオムニバス・ジャパンなどのポスプロ。 📍編集機:Autodesk FlameやDaVinci Resolveが主流。 かつて使われていたSmokeやInfernoは、現在Flameシリーズに統合されています。 私は主にオフライン編集を担当していますが、予算がない場合などは、ごくまれにオンラインまで担当することもあります✂️ その場合はAvid仕上げです💻

映像制作における主要肩書まとめ

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 🎬 映像制作における主要肩書まとめ 1⃣ プロデューサー 映像全体をプロデュースする人。 企画・予算・スタッフ編成・スケジュールなど制作全体を統括。 出資者・クライアント・代理店など、外部との窓口も担当。 2⃣監督・ディレクター・演出 映像作品の最終的な表現責任者。 カメラ割り、照明、構成、編集方針など「見せ方」を具体化する。 映画・ドラマ・CMでは監督、TV番組ではディレクターと呼ばれることが多い。 大型番組やシリーズものでは、ディレクターの上に「演出」「総合演出」が立ち、全体トーンを統括することも。 3⃣AD・制作進行・PM(プロダクションマネージャー) 現場を実際に動かす実務担当。 TVではAD、映画では制作進行、CMではPMが多い印象。 撮影スケジュールの調整、備品の手配、スタッフ間の連絡などを担う。 制作会社の名刺を見ると、どの業界寄りの会社かがだいたい分かる。 4⃣エディター・編集 撮影素材をつなぎ、テンポ・構成を整える。 大まかな構成を作る「オフラインエディター」と、最終仕上げを行う「オンラインエディター」にゆるく分かれてる。 現場によってはアシスタントや、テロップ専任の「テロッパー」がいる場合も。 5⃣ミキサー・音響 音の最終責任者。 ナレーションの収録・整音、BGMや効果音とのバランス調整を担当。 映像の印象を決定づける“空気感”を作る役割。 撮影時の同録(現場音声)を兼任する人もいる。 🎞️ あくまで編集マンから見たスタッフ構成です。 このほかにも、カメラマン、美術、ヘアメイク、照明、録音など多くの専門職が関わっていますが、あまりお会いすることがないので、ここでは割愛しています。 テロップデザイン公開中! https://terop.booth.pm/items/6076983

After Effectsで3Dテキストを作成する方法

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 【🎬 After Effectsで3Dテキストを作成する方法】 先日紹介した「3Dレンダラー」の実践編! 今回はAEで“動かせる”3Dテロップを作る方法を紹介します✨ やり方👇 1⃣ テキストを入力し、塗りとストロークを設定🖋️ 2⃣ コンポジション設定でレンダラーを「アドバンス3D」に設定し、テキストレイヤーの「3Dレイヤー」にチェック✅ 3⃣ 「形状オプション」でベベルのスタイルを「凸型」に変更し、画像を参考に各パラメーターをお好みで調整🎛️ 4⃣ プリコンポーズして、シャドウやレイヤースタイルで光彩を追加✨ 奥行きの色は指定できませんが、十分実用的な3Dテキストが作れます💪 PhotoshopやIllustratorと違い、アニメーションも自在に付けられるのが魅力! ぜひ試してみてください🎥

After Effectsの3Dレンダラーの違いを解説!

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 【🎬 After Effectsの3Dレンダラーの違いを解説!】 3Dテロップを作ったり、立体的にテロップを動かしたいとき、Premiereでは限界があるためAfter Effectsに持っていく必要があります🎨 その際、AEには3種類の「3Dレンダラー」があるので要注意👀 それぞれ得意分野が違うので、うまく使い分けましょう✨ 1️⃣ クラシック3D 🧱 一番軽くて安定! → 平面を3D空間に配置する“2.5D表現”に最適 → シャドウやカメラも使えるけど、押し出しは不可 2️⃣ Cinema 4D レンダラー 🎥 テキストやシェイプを3D化できる! → 押し出し・ベベル付きの立体タイトルが作れる✨ → ただし一部機能(ブラー・マットなど)は非対応⚠️ 3️⃣ アドバンス3D(GPU) ⚡ After Effects 2023以降で登場した、GPUベースの新しい3Dレンダラー! → Cinema4Dレンダラーの欠点を解消しつつ、リアルタイムプレビューを強化した次世代型🚀 → シャドウ・反射・マテリアル対応で、リアルで高品質な光表現も可能💡 💡 まとめ 📦 クラシック=軽量&安定 🧊 Cinema 4D=3D文字向け 🌈 アドバンス=高品質&リアル演出(次世代GPU対応)

Premiereで連番ファイルを扱う際の注意点

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 【🎬 Premiereで連番ファイルを扱う際の注意点】 先日、アルファチャンネル付き映像のTIPSで連番ファイルを紹介しましたが、今回は連番ファイルの注意点も共有します✨ 初心者あるあるなので、ぜひ覚えておいてください💡 📌 書き出し時の注意点 🔹 連番ファイルを書き出す際は必ず新しいフォルダを作って、その中に書き出す 🔹 同じフォルダに似た名前のファイルがあると、読み込み時にエラーが起こる場合があります⚠️ 📌 読み込み時の注意点 🔹 最初のファイルだけを選択し、「連番として読み込む」にチェックを入れる 🔹 チェックが外れていると、ただの静止画として読み込まれます❌

Premiereでアルファチャンネル付きで映像を書き出す方法

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 【🎬 Premiereでアルファチャンネル付きで映像を書き出す方法】 Premiereで作成したテロップやCGなどを、素材として書き出す際に、背景の透明度を維持したい場合、どのようなファイル形式がいいのでしょうか? 今回は映像編集でよく使われる、アルファチャンネル付きの映像の書き出し方法をまとめました✨ 📌 代表的なファイル形式 1️⃣ QuickTime + Apple ProRes 4444 🔹画質の劣化も少ないので、多くの編集シーンで使用されています💖 🔹ファイルサイズが大きいのが欠点ですが、迷ったらコレを選べば間違いありません👍 🔹似たもので「Apple ProRes MXF Op1a」がありますが、こちらはアルファチャンネルが保持されません❌ 2️⃣ Targa連番(.tga) 🔹静止画の連番形式📸 🔹レンダリングにミスっても途中からやり直せるのが一番のポイント💡 🔹ファイルサイズはやや大きめですが、画質は非常にきれい✨ 🔹オーディオを含むことができないのが欠点🔇 3️⃣ PNG連番 🔹こちらも静止画の連番形式🖼️ 🔹ファイルサイズが非常に小さくなるので、ギガファイル便などで受け渡しに最適📤 🔹ただ、書き出し時間が長いので、私はあまり使いません⏱️ 🔹Premiereの書き出し時には「アルファチャンネルを含める」にチェックを入れることを忘れずに✅

Premiereの「エコー時間」はなぜ秒で入力?

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 【🎞Premiereの「エコー時間」はなぜ秒で入力?】 Premiereで「エコー」エフェクトを使うとき、なぜか「エコー時間」を“秒単位”で入力しなければなりません⏱️ 例えば、テロップの飛び込みなどで1フレや2フレだけ残像を残したいとき、毎回こんな計算が必要になります💦 🎬 よく使う値 ・1フレ遅れ → -0.033 ・2フレ遅れ → -0.067 ・3フレ遅れ → -0.1(おおよそ3フレ) 🧠 なぜ秒指定なの? PremiereのエフェクトUIが内部的に「秒」で処理されているためです。 もう何年も改善されておらず、おそらく今後もこのまま…😇 🧮 私の対処法 ・式:フレーム数 ÷ フレームレート ・例:2 ÷ 30 = 0.067 → -0.067 と入力 ✨ちなみにAfter Effectsでは「2/30」と入力するだけでOK! AEチームの方がこの点では優秀です👏 💡補足 Premiereは小数点第3位までしか入力できませんが、誤差はほぼ気にならないレベルです👌

黒レベルと白レベルの落とし穴に注意!⚠️

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 【黒レベルと白レベルの落とし穴に注意!⚠️】 放送用の映像は、 🖤 黒レベル=16、🤍 白レベル=235 と規定されています。 それではPremiereで編集する際に、 🎨 RGB値 (0,0,0) の黒や (255,255,255) の白を使っても問題ないのでしょうか? 💡結論から言いますと──使ってOK! Premiereでは Rec.709 という放送用のカラースペースで作業しているため、自動的に放送レベルの黒や白(16〜235)にマッピングされるからです✨ ⚠️ 逆に After Effects での作業は注意が必要です。 AEは常に RGBフルレンジ(0〜255) で処理されるため、そのまま書き出すと白飛びや黒潰れを起こす可能性があります。 ✅ 対処方法 🔹 調整レイヤーでエフェクト「ブロードキャストカラー」を掛ける 🔹 Dynamic Link などでPremiereに読み込んでから書き出す ※PremiereではHDR(Rec.2100/Rec.2020)やRGBなど、Rec.709以外のカラースペースにも対応しているため、設定には注意が必要です。

アクセシブルなカラーコントラストとは?

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 ✨【アクセシブルなカラーコントラストとは?】 Premiere Proでは「環境設定」→「アピアランス」でUIテーマを変更できます。 多くの人は「最も暗い」か「暗い」で作業していると思いますが… 実はさらに画面を見やすくする設定があるんです👀 それがその下にある 🎨 「アクセシブルなカラーコントラスト」 このスイッチをオンにするとUIが高コントラスト表示になり、 ✅ 色覚多様性(色弱・コントラスト低下など)を持つ人が作業しやすくなる ✅ 長時間の編集でも目の疲れを感じにくくなる といった効果があります💡 ただし、人によっては「まぶしい」と感じる場合もあるので、 合わないと思ったらオフにしましょう。 さらに目の疲れを防ぐには👇 💡 モニターの輝度や室内照明を調整 🕐 20-20-20ルールを実践 👉 20分ごとに、20フィート(約6メートル)離れたものを、20秒間見る これだけで目の負担がかなり軽くなります👁‍🗨 快適な環境で編集を楽しんでください🎬✨

🎬プロ向け Premiereでフリッカーを軽減する方法💡

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 【🎬プロ向け Premiereでフリッカーを軽減する方法💡】 先日ご紹介したPremiereでのフリッカー軽減法より、さらに高精度に除去する方法です。 今回は有料プラグインを使った“プロ仕様”のやり方になります。 💡かなりの精度でフリッカーを除去できますが、有料プラグインが必要です。 予算がある場合や、編集スタジオに導入されている場合はぜひこちらを試してみてください👇 🔧 やり方 1️⃣ 素材を右クリック → 「After Effectsコンポジションに置き換え」 2️⃣ AE上で以下のいずれかのプラグインを適用  🎛 Digital Anarchy「Flicker Free」  🎛 RE:Vision Effects「DE:Flicker」 3️⃣ パラメータを調整してフリッカーを軽減 ⚠️ 注意 フリッカーは“後処理で完全に消す”のはとても難しい現象です。 撮影時からシャッタースピード設定などで、発生しないように防ぐことが最も重要です🎥

🎬 Premiereでフリッカーを軽減する方法💡

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 【🎬 Premiereでフリッカーを軽減する方法💡】 蛍光灯などの照明で撮影した映像がチラチラと明るくなったり暗くなったりすることがありますよね? これは「フリッカー」と呼ばれる現象で、照明の電源周波数とカメラのシャッタースピードがズレることで発生します⚡ Premiere Proには完全に除去できる機能はありませんが、状況によっては軽減することが可能です。 フリッカーが目立つ素材があったら、ぜひ一度試してみてください👇 🔧 やり方 1️⃣ 「エフェクト」→「時間」→「エコー」を適用 2️⃣ パラメーターを画像の設定に変更 3️⃣ フリッカーの強さに応じて「エコー時間」を調整 4️⃣ 映像がボヤけてしまった場合は「シャープ」エフェクトを追加して補正 🎥 おまけ:撮影時にフリッカーを防ぐ方法 フリッカーは撮影時のシャッタースピード設定でも防げます。 ・東日本 → ⏱ 1/50 または 1/100 秒 ・西日本 → ⏱ 1/60 または 1/120 秒 💡 蛍光灯などの照明は交流電源で点滅しており、地域ごとの電源周波数(東日本50Hz/西日本60Hz)に合わせたシャッタースピード設定が最も効果的です。

ハンディカムの +48V スイッチはいつオンにする?

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【🎬 ハンディカムの +48V スイッチはいつオンにする?】 先日コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いを解説しましたが、カメラに接続する場合はさらに注意が必要です🎧 ハンディカムの外部マイク入力にある「+48Vスイッチ」は、ファンタム電源のON/OFF切り替えです。 設定を間違えると音が出なかったり、マイクを故障させる原因になるので要注意⚡👇 🔵 ファンタム電源とは? 🎤 コンデンサーマイクを動作させるための電源(標準は +48V) 🚫 ダイナミックマイクや電池内蔵型マイクには不要 🔵 ON/OFFの簡単ルール ✅ ONにする場合 🎙 MKH 416 のようなファンタム電源専用のショットガンマイク 🎙 コンデンサー型ラベリアマイク(電池を使わないタイプ) ❌ OFFにする場合 🗣 ダイナミックマイク 🎤 電池内蔵型のガンマイクやラベリアマイク 💡 ポイント コンデンサーマイクは基本的に ON ダイナミック/電池内蔵型は OFF ※ MKE 600 はファンタム電源でも単三電池でも動作可能です。 🔵 まとめ ⚠️ 間違った設定で使用すると、音が録れなかったり、最悪マイクが壊れることも。 🛡 最近は保護回路付きマイクも多いですが、音が録れないのは致命的。 📖 迷ったら必ずマイクの仕様を確認しましょう🎬  

🎙コンデンサーマイクとダイナミックマイク、使い分けていますか?

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【🎙コンデンサーマイクとダイナミックマイク、使い分けていますか?】 映像制作で重要な音声収録ですが、意外とコンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いを知らない方も多いので、まとめて共有します👇 🔹コンデンサーマイク 🔴内部にコンデンサーを備え、音を信号に変換するマイク 🔸高感度で繊細な音を拾えるが、電源が必要⚡ 🔸湿気や衝撃に弱い面も 🔸よく使われるシーン 🎤ラベリアマイク(ピンマイク) 🎯ガンマイク(ショットガンマイク) 🎧MA室でのナレーション収録 🔹ダイナミックマイク 🔵電磁誘導方式で音を拾う(スピーカーの逆の仕組み) 🔹電源不要🔋で、充電忘れの心配なし 🔹感度は低めだが、指向性が高く周囲の音を拾いにくい 🔹ハウリングが起こりにくいので、ライブやイベントに安心 🔹よく使われるシーン 🎤歌番組やライブでのボーカル 🗣司会者のハンドマイク 📝トークイベントや講演会の卓上マイク 💡ポイント コンデンサーマイクは「繊細で室内向け」、ダイナミックマイクは「頑丈でライブ・イベント向け。ハウリングも起こりにくい」 ✅ちなみに漫才で有名なC-38B(サンパチ)はコンデンサーマイクです。 ※画像はAI生成したものでサンパチではありません。

Premiere Proで放送用映像を書き出す際のラウドネス設定について

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 【🎬 Premiere Proで放送用映像を書き出す際のラウドネス設定について】 以前、TV局向けの納品方法について投稿したところ、一部ミキサーさんからご指摘をいただいたので、改めて投稿いたします。💡 YouTubeと違って地上波などの放送では、ラウドネスが厳しく規定されています📏。 映像を書き出し時に、放送基準に合わせて設定が必要です。🎥 なお、日本の放送局はラウドネスの基準としてARIB TR-B32を採用していますが、Premiereの書き出し設定ではARIB TR-B32が選べません❌。 そのため、ARIB TR-B32に近いITU-R BS.1770を使用して書き出します。 ※ARIB TR-B32はITU-R BS.1770を技術的基盤としているため。 将来的にはPremiere Proの書き出し設定にARIB TR-B32が直接選択できるようになると良いのですが。。 ✅ 書き出し時の設定方法 書き出し時に「ラウドネス正規化」をONにする プルダウンメニューで「ITU-R BS.1770」を選択 目標ラウドネスを-24 LUFSに設定 許容値を±1 LUに設定 最大トゥルーピークを-2 dBTPに設定 これで、日本の放送基準に沿った映像を書き出すことができます。📺✨ ※許容値や最大トゥルーピークは放送局によって異なる場合があるため、納品先の仕様を事前に確認することをお勧めします。📋🔍