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「障害」「障がい」のテロップ表記について

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 🎬【「障害」「障がい」のテロップ表記について】 先日、教育・福祉系の映像を編集した際、テロップ表記について改めて学んだことがありましたので共有します。 「障害」と「障がい」のように2通りの表記がありますが、映像制作の現場ではある程度の使い分けがされています。 一般的には… 法律名や病名・制度などの正式名称 → 「障害」 それ以外で、当事者への配慮を重視する表記 → 「障がい」 「害」という文字がネガティブな印象を与えるため、ひらがなを使うようになった背景がある一方で、 「表記を変えること自体が差別では?」という意見もあり、放送局や制作会社によって方針は異なるのが実情です。 今回の編集では、 法令や制度 →「障害」 当事者を指す言葉 →「障がい者」 と表記を使い分けました。 ただし、媒体や団体によってはすべてを「障害」で統一しているケースもあるため、編集時に事前確認をしておくことが大切だと感じました。

PDFを画像にする最適な方法

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✅【PDFを画像にする最適な方法】 映像編集でPDFを使用する場合、Premiereではそのまま読み込むことができないため、一度JPEGなどの画像ファイルに変換する必要があります。 ただAdobe Acrobatで書き出すと、解像度がバラバラだったり、Photoshopだといちいち個別に保存するのが面倒です。 🔧 そんな時におすすめの無料ツールがこちら 📌 PDFCandy – PDF to JPG 🔗 https://pdfcandy.com/jp/pdf-to-jpg.html ✅ 特徴 PDFをアップロードするだけで全ページをJPEG化 一括でまとめてダウンロード可能 UIがシンプルで直感的、ブラウザだけで完結 💡 裏技・補足 無料プランには変換回数制限がありますが、PDFを事前に結合しておけば、実質的に無制限。 Chromeのシークレットモードを使えば、回数制限を回避できてしまうことも(※自己責任で) 📢 ぜひ試してみてください!

ロールテロップのちらつき対策

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 🎬【ロールテロップのちらつき対策】 Premiere Proでロールテロップを作成する際、Illustratorでデータを作り、Premiereのモーションで動かすのは定番の方法。 しかし、そのままだとちらつきが目立つことがあります。 そこで、ちらつきを軽減するための対策を5つご紹介👇 1⃣ イラレをPNGなどのビットマップデータに変換 → ベクターではなくビットマップ化することで、画面上での安定感が向上します。 効果:★★ 2⃣ 「インターレースのちらつき削減」エフェクトを適用 → Premiere内で完結できますが、軽度の効果にとどまります。 効果:★ 3⃣ After Effectsコンポジションに置き換え → AEの描画処理でちらつきが緩和され、視認性も安定します。 効果:★★ 4⃣ After Effectsに置き換え+モーションブラーを有効に → モーションブラーが動きをなめらかにし、大幅な改善が期待できます。 効果:★★★ 5⃣ PNGを使用し、After Effectsに置き換え+モーションブラーを有効に → ビットマップの安定感とブラー効果の組み合わせで、最も高い効果を発揮します。 効果:★★★★ ⚠️ ただし、ちらつき削減により文字のエッジがややソフトになることがあります。 シャープさと安定性のバランスを見ながら、用途に応じて使い分けましょう。 私はPING化が面倒なので4⃣にすることが多いです。修正もしやすいので。

「2人」と「二人」 使い分けてますか?★

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📢【「2人」と「二人」 使い分けてますか?】 「2人」と「二人」は同じように見えて、実は使い方に違いがあります👀 映像のテロップでも、正しく使い分けることで伝わり方がぐっと良くなります! ✅ 2人:人数を示す表記 → 単に人数や数量を表すときに使います。 2人組の強盗 2人の子どもがいる ✅ 二人:関係性や場面のニュアンスを含む表記 → 心理的・物語的な背景を含むときに使います。 二人で暮らし始めた 二人だけの秘密 📝 「1人」と「一人」も同じルールで使い分けます ✅ 1人:人数を表す 1人分の食事 1人ずつ順番に ✅ 一人:状況や感情を表す 一人で立ち向かう 一人旅 📌 補足:「独り」はより強い孤独感や孤立を表します 独り言 独りで悩む 独りぼっち 🎬 テロップでは意味の違いを意識すると、より伝わりやすく、自然な印象になります。 テロップデザイン公開中 🔗 https://terop.booth.pm/items/4250756

感熱紙で液晶パネルを拭くとキレイになる?

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【🧾 感熱紙で液晶パネルを拭くとキレイになる?🖥️📱】 💡 モニターが汚れていると、テロップなどの編集ミスに気付きにくいことがありますよね。 ただ、レシートなどの感熱紙でPCの液晶やスマホの画面を拭くとキレイになる、という話を聞きますが、これは本当でしょうか? 🛑 実は基本的にはNGです! 🔎 理由 ・感熱紙に含まれるBPA(ビスフェノールA)などの化学物質がコーティングを劣化させる ・柔らかそうに見えて実は繊維が粗く、細かな傷がつく可能性あり ・摩擦で紙粉が残りやすく、ホコリを引き寄せやすい ・油を吸着しているようで、実際は画面に均一に“広げている”だけのことも 🧼 おすすめの掃除方法 ・眼鏡拭きなどのマイクロファイバークロスに、精製水を少し含ませて拭く ・もちろん液晶用クリーナーもOKです✨ 私は精製水が手元にないので、代わりにウォーターサーバーの水を眼鏡拭きに含ませて拭いていますが、今のところ問題ありません🌺  

動画のBGMだけ消す方法

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 🎧【動画のBGMだけ消す方法】 動画に入っているBGMを消して、ナレーションや効果音だけを抽出するテクニックです。 📌 やり方 🔸Premiere Proのタイムライン上の音声クリップを右クリックし、「Adobe Auditionで編集」を選択 🔸動画に使われているBGMと全く同じ音源ファイルをAuditionに読み込む 🔸音声を「新規マルチトラックセッション」に入れ、音声とBGMを完全に同期させる 🔸BGMのトラックの「位相反転」ボタンをオン 必要があればBGMのボリュームも微調整 🔸完全に一致していれば、BGMだけが打ち消され、他の音(声など)が残ります ⚠ 注意点 🆖音圧やエフェクトなど、BGM音源が少しでも違うとうまく消えません 🆗一括のボリューム変更であれば、BGMトラックの音量を調整するだけで消えてくれます。 ✅うまくハマれば、ナレーションだけを抽出できて非常に便利。 ちなみに、MA室ではより精密な調整ができるため、成功率が高いです!

映像・動画の業界マップをざっくり解説!?

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 🎬 【映像・動画の業界マップをざっくり解説!?】 映像業界は大きく分けるとこの5つ👇 🎥 映画/📺 TV/📢 CM/🏢 VP(企業映像)/📱 YouTube系プロダクション 実はこれら、人材も技術も緩く分かれています。 理由は主に… 🔧 技術面/📷 機材面/💰 予算面 例えば… 🔸映画プロダクションがバラエティ番組を手がけることはほぼありません。 🔸CM制作会社が映画をつくることもほとんどなく、CMの監督が映画監督に転向するパターンがある程度です。 ✔ CM・VP系がYouTube案件を手がけることもありますが、 → 内容は広告・企業チャンネル向けが多く、「CMの延長」的なスタイル。 → YouTubeネイティブ系とは、アプローチもコスト感も大きく異なります。 📈 最近では、 VP制作会社がYouTubeプロダクションに業態転換する例も増加中! 独立系YouTube制作チームとの競合も激化しています。 🧑‍💼 ちなみに私はCM制作会社にいましたが、スポンサーつながりでCS番組制作もしていました。 これはかなりレアなケースだと思います。 仕事を受注する時は、自分がどのポジションにいるか?クライアントはどのポジションなのか?を意識すると良いかもしれません。 ⚠️あくまでも私の主観も含まれます。多角化に成功しているプロダクションもあるかもしれません。また上記以外にMVやプラネタリムなどの業界もありますが、今回は割愛しています。

動画のテロップをテキストでコピーする方法

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 【動画のテロップをテキストでコピーする方法】📝🎥 YouTubeやギガファイル便などの動画に入っているテロップ、 実は ChromeのGoogleレンズ機能でコピーできます! 動画を一時停止して右クリック→「テキストをコピー」を選ぶだけ。 Google Drive上の動画にも使えます✨ クライアントから来た動画から文字を引用したいときや、 編集マンから来た動画にテロップ修正指示を出すときに超便利! テキストを打ち直す手間が激減します✂️⌨️ ぜひ試してみてください!

撮影時に道路使用許可は必要か?

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 【撮影時に道路使用許可は必要か?】🚧📸 TV番組やドラマなど、公道上で撮影をする場合、基本的には所轄の警察署の許可が必要です。 ただ、行き当たりばったりの旅番組やニュース映像など、どう考えても許可を取ってなさそうな番組もありますよね? 実は、許可が必要な場合と不要な場合のゆるい線引きがあるんです。 ✅ 三脚や照明など通行人の妨げになる撮影 →「道路の占有」となり 許可が必要📄 ✅ カメラマンが徒歩で追いかける、ワイヤレスマイクで撮る →「道路の本来の使い方」なので 許可は不要 な場合が多い🚶‍♂️🎤 📰 報道 →「報道の公益性」を理由に 黙認されるケースが多い ただし、歩道をふさいだり通行を妨げる場合は、警察の指導で移動させられることも⚠️ 🎬 TV番組では… オープニングやエンディングなど、長時間撮るポイントだけ事前に申請していることが多いです📍 ⚠️ 注意 なお、駅や地下道、ショッピングセンター、神社などは 私有地なので、どんな撮影でも管理者の許可が必要です。 また、公共の公園も「公共だから自由」ではありません! ➡️ YouTube含め、営利目的の撮影は基本的に公園管理者の許可が必要なのでご注意ください🏞️📛 サイドスーパーのデザインも公開中 🔗 https://terop.booth.pm/items/6642772

編集は「演繹法」と「帰納法」で考える

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【💡 編集は「演繹法」と「帰納法」で考える】 演繹法 … 一般的な理論やルールから、個別の事例に適用して答えを導く方法。 帰納法 … 多くの個別事例から共通点や法則を見つけ、結論を導く方法。 映像編集の進め方も、この2つに似たスタイルで整理できます。 🎬 演繹法的編集 あらかじめ決められた構成ルールに沿って、素材を当てはめていくスタイル。 例:テレビ番組の定型フォーマット(アバン → 本編 → エンディング)、   YouTubeの定番構成(導入 → 本編 → 終了画面) 🎬 帰納法的編集 まず素材をすべて確認し、そこから流れやストーリーを探りながら形にしていくスタイル。 例:ドキュメンタリーや取材番組で、撮影内容からテーマや結論を導く場合。 👉 「今回の編集はどちら寄りか?」を意識するだけで、判断基準がクリアになり、迷いが減ります。 アバンで使えるテロップデザイン公開中! 🔗 https://booth.pm/ja/items/6049194

映像・動画制作の低コスト化について

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 【映像・動画制作の低コスト化について】 近年、企業YouTubeやWEB CMなど、TV番組やCMほど高クオリティを求められない案件が、低コストの動画編集者に代替されるようになりました。 その結果、中規模案件を担当していた制作会社では、予算の縮小や案件自体の減少に苦しんでいます。 クライアントが「これで十分」と考えている以上、残念ながらこの流れは今後も続くでしょう。 ちなみに、私の知っているある映像制作会社は動画編集会社に商売替えしました。 ずらりと並んだノートパソコンの前で、学生さんやパートの方が延々と編集しており、社長曰く、こっちの方が儲かるんだそうです。 TV番組にもYouTubeにも使えるテロップテンプレート公開中 🔗 https://booth.pm/ja/items/5898795

Googleマップは映像に使えるか?

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 【Googleマップは映像に使えるか?】❌🗺️ 結論から言うと No です。 📺 TV番組でGoogleマップやGoogle Earthの映像をよく見かけますが、 商用利用には ライセンス契約が必要 です。 ❗️「Ⓒを入れればOK!」という意見もありますが、 Ⓒはあくまで利用規約に沿って表示しているだけで、 それだけで自由に使えるわけではありません。 ⚠️ YouTubeでも企業案件でクレームが来たり、 動画が削除されるリスクがあるので注意しましょう! 🌟 私のおすすめは【イラストAC】の地図素材です。 多種多様な地図が公開されていて、Ⓒ表記不要なので映像にピッタリ! 使い方は画像を参考にしてください📷✨

ぼかしで隠すべきもの5選

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【📺 ぼかしで隠すべきもの5選】 TV番組では、次のものはぼかして隠すのが慣例です👇 1️⃣ 通行人の顔 肖像権・プライバシー権を守るため。 2️⃣ 車のナンバープレート プライバシー保護の観点から自主規制されることが多い。 3️⃣ ディズニーキャラクター 著作権管理が特に厳格なため、必ず隠す。 4️⃣ 選挙ポスター 公職選挙法や肖像権への配慮。 5️⃣ ペットボトルなどのラベル スポンサーへの配慮。TVerなど二次利用時にも問題になることがあるので注意。 ⚠️ YouTubeでも企業案件などは特に厳しく扱われるので要注意!

✨ミストフィルター風映像の作り方

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【✨ミストフィルター風映像の作り方】 Vlogや回想シーンなどで、ふんわりした雰囲気を出したい時ってありますよね? 撮影時にミストフィルターをレンズにつけるのが王道ですが、編集でも簡単に再現できます! ☁️ VRグロー というエフェクトで明るい部分だけにブラーをかける方法もありますが、 「いかにもエフェクトをかけました感」が出やすく、なかなか自然に仕上がりません…。 そこで私がおすすめするのが、レイヤーを重ねる方法 です! 🔧 やり方 1️⃣ 上のレイヤーに同じ素材を重ねる 2️⃣ 上の素材に以下のエフェクトを設定する  ✔️ ブラー(ガウス):30  ✔️ Lumetri で輝度 -1.2、コントラスト 20 3️⃣ 最後に 描画モードを「スクリーン」 にするだけ!✨ お好みで透明度やブラーの数値を調整して、ベストなふんわり感を探してみてください!🌿  

Filmoraは本当に使える動画編集ソフトなのか?🎬✨

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 【Filmoraは本当に使える動画編集ソフトなのか?🎬✨】 SNSなどで最近見かける、Filmoraで作ったと思われる動画。 ポップなエフェクトやテキストアニメーションが特徴で、「これが簡単にできるなんて羨ましい」と以前から思っていました。 そこで今回、Filmoraを導入すべく、まずは無料版をインストールして検証してみました🖥️ ⚠️結論 Filmoraをクライアントワークで使うには、思ったよりコストがかかる❗ 1️⃣ 商用利用にはビジネスプランが必要 🌟 無料版はもちろん、個人版でも商用利用はできません 🌟 クライアント案件やYouTube収益化など、報酬を伴う制作にはビジネスプランが必要です(公式サポート) 2️⃣ 素材やエフェクトは別途サブスクが必要 🌟 Filmora本体に入っているエフェクトは意外と使えるものが少なく、実はカッコいい&カワイイエフェクトはFilmstockやCreative Assetsというオプションのサブスクに入らないと使用できない 🌟 本体付属のBGMも数が少なく、商用利用できるものはさらに限られます🎵 🌟 Filmoraで映像編集するにはこれらのサブスクに入るのが前提のようです 3️⃣ フル商用利用時の料金💰 🌟 年間契約で43,664円/年 🌟 月換算で約3,639円/月 ※2025年9月時点のセールプランで計算 ✅ まとめ 🌟 Adobe CCの半額以下と考えれば十分に安いですが、気軽に購入できる金額ではありません💦 🌟 この金額をかけるなら、私はMotionelementsやBoothなどで素材やテンプレートを購入します

Lumetriスコープの見方③ ヒストグラム

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【Lumetriスコープの見方③ ヒストグラム】🎨✨ 私は最後にヒストグラムを使ってコントラストを調整します。 ☑️やり方 🔸ヒストグラムを見て、暗部が少し突出して黒つぶれしている場合は、シャドウを上げて少し抑えます。 🔹シャドウを上げたり、ハイライトを下げるとコントラストが弱くなり、信号が中央に集まります。 そのため、コントラストを少し上げてヒストグラム全体が縦に広がるように調整します。 プログラムモニターを見ながら、見せたいディテールがしっかり出るように仕上げましょう。 ⚠️これらの調整は、そもそも撮影時に白飛びや黒つぶれを防ぐことが大切です。 また、できる限り8bitではなく10bitで収録することをおすすめします。  

Lumetriスコープの見方② ベクトルスコープ

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 【Lumetriスコープの見方② ベクトルスコープ】🎨✨ 私は主に人物の肌色と彩度の仕上げ調整にベクトルスコープを使います。 パレードや波形で明るさ・色かぶりを整えた後、最後の仕上げとして使うのがオススメです。 ✅ やり方 🔸左上にあるスキントーンラインを目安に、人物の肌の色が大体その線に沿っているかを確認します。 もし大きく外れていれば、「色相 vs 色相」で人物の肌をスポイトでサンプリングし、調整します。 🔹内側の六角形のラインは、放送基準の彩度の目安です。 これを超えないように彩度を調整します。 私は「自然な彩度」で調整することが多いです。 不自然になりにくく、初心者にもおすすめです。 もちろん、シーンによってお好みで調整してください!🌈

Lumetriスコープの見方① パレードと波形

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 【Lumetriスコープの見方① パレードと波形】🎨✨ 私がカラコレする際、必ず表示しているのが パレード と 波形 です。 この2つは基本中の基本として常に出しておきます。 ✅ やり方 1️⃣ パレードをチェック RGBパレードをパッと見て、R・G・B のどれが突出しているかを確認します。 色温度のスライダーを動かして、各チャンネルの高さがなるべく揃うように調整します。 2️⃣ 波形をチェック 波形の上の方(ハイライト部分)を見て、山がズレていたら、色被り補正のスライダーでバランスを取ります。 波形が上下に偏っている場合は、露光量・ハイライト・シャドウ を使って、全体の階調がまんべんなく広がるように調整します。 もちろん、夕焼けのシーンなど雰囲気を活かしたい場合は、この限りではありません! 好みに合わせてトーンを作り込んでください🌇✨

フレームサイズに合わせる はいつ使う?

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 【フレームサイズに合わせる はいつ使う?🎬✨】 シーケンスと解像度が異なる素材を配置する場合、 「フレームサイズに合わせる」と「フレームに合わせる」の2つがありますが、ちゃんと使い分けていますか? 📌 違い ✅ フレームに合わせる エフェクトコントロールのスケール値を変更してフレームに合わせます。 ここから拡大しても、スケール値が100%に達するまでは画質を維持できます。 ✅ フレームサイズに合わせる 内部的にスケールプロパティを調整しますが、 エフェクトコントロールのスケール値自体は100%のままです。 ここからさらにスケール値を変更して拡大すると、画質が劣化します。 🎯 使い分け ✅ 「フレームに合わせる」を使う例 🔹HDシーケンスに4K素材を配置して、後でブローアップする可能性があるとき 🔹写真などの静止画をじわっと拡大したり、アニメーションさせたいとき ✅ 「フレームサイズに合わせる」を使う例 🔸有料素材などで、低解像度のカンプで編集し、後日高解像度の素材に差し替えるとき  フッテージを置き換えれば、パラメーターを触らずに一瞬で切り替わります。 🔸超高解像度の写真を扱うとき  シーケンスのフレームサイズに合わせてサンプリングされるため、  パフォーマンスが向上する可能性があります。 👉 これが一番のメリットかも! ちなみに「フレームを塗りつぶし」を使うと、縦横比が異なっていても フレームを完全に埋めるまで拡大してくれます!🖼️ 言葉だけでは分かりにくいので、ぜひ試してみてください✨

どっちが正解⁉松坂うしVS松坂ぎゅう🐄✨

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【どっちが正解⁉松阪うしVS松阪ぎゅう🐄✨】 実はどっちもが正解です! 生きている牛は「うし」、加工されて製品としての肉になると「ぎゅう」と呼ぶという俗説がありますが、これは誤り。 どちらの呼び方も商標登録されており、地上波でもどちらも使われています。 ただし、気を付けないといけないのが、「まつさか」と濁らない点。 ナレーションでも間違えやすいポイント。 話し言葉で「まつざかうし」「まつざかぎゅう」と言うこともありますが、正式名称としては「まつさか」と覚えておきましょう!👌 ちなみに松坂牛と「坂」の字の間違いもよく見かけます。🐂 サイドスーパーのデザインも公開中 🔗 https://terop.booth.pm/items/7208617  

Frame.ioって何?

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 【Frame.ioって何?🎥✨】 Premiere ProやAfter Effectsで映像制作をしている方必見! Frame.io は映像レビューをめちゃくちゃ効率化できるクラウドサービスです。 しかも Adobe IDでそのままログインOK! 🔹 できること ✅ 動画をクラウドにアップしてクライアントと共有 ✅ ブラウザ上でタイムコード付きコメント ✅ 動画の特定フレームに直接ピンを置いて指示 ✅ コメントをPremiere Pro内で直接確認&反映 ⚠️ 注意点 ・無料プランでは「チームメンバー(共同作業者)」は2人まで  → 編集マン+進行管理者など ・ただし!コメントを残すレビュアーは何人でもOK! ・保存容量や同時プロジェクト数にも制限あり  → 100GBまで/最大5プロジェクト

Premiereでロールテロップを作成する方法

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 【Premiereでロールテロップを作成する方法🎞️📝】 簡単なロールテロップならPremiereだけでも作れます! 今回はその作り方をご紹介👇 1⃣ エッセンシャルグラフィックスでテキスト入力 長文になるので、あらかじめテキストファイルで原稿を作り、コピペで流し込むのがおすすめ! 2⃣ テキスト選択を一度解除 するとプロパティパネルの下の方に「縦ロール」のチェックが現れるのでONに! 3⃣ プログラムパネル右側にスクロールバーが出現 上下に動かして文字間などを調整すればロールテロップの完成です✨ 🎯 オプション設定も活用しよう! 🔹 オフスクリーン開始 テロップが画面外(下)から始まる 🔹 オフスクリーン終了 テロップが画面外(上)で終わる 🔹 プリロール テロップが動き始める前に画面に留める時間を指定 (オフスクリーン開始をオフにしている時に特におすすめ!) 🔹 ポストロール スクロール後に画面に留める時間を指定 (オフスクリーン終了をオフにしている時に特におすすめ!) 🔹 イーズイン/イーズアウト スクロール開始・終了時に動きを滑らかに 🔹 柔らかく モーションブラーでチラつきを軽減? でも白文字がややグレーに見えるので個人的には非推奨です🙅‍♂️

プロジェクトにロックを掛ける方法🔒

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【プロジェクトにロックを掛ける方法🔒✨】 過去のプロジェクトを参照したり、クライアント試写中など、 「プロジェクトは開きたいけど、誤って変更したくない!」という時ありますよね? そんな時に便利なのが、プロジェクトを読み取り専用にする方法です。 ✅ やり方 プロジェクトパネル左下の 鉛筆マークのボタン📝 をクリックするだけ! 赤い🔒南京錠アイコンに変わったら、読み取り専用モードになっています。 意外と知らない人も多いこの機能。 誤操作防止に、ぜひ活用してみてください🙌✨

動画で足を長く見せる方法🦵✨

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 【動画で足を長く見せる方法🦵✨】 ウソのような本当の話です。 某女性ボーカリストのライブDVDを編集した際、所属事務所から「全身ショットの足をすべて長くしてくれ」との修正指示がありました…。 全体の約2割が全身ショットだったので、数日かけて修正作業を行いました。 今回は、動画で足を長くする方法を紹介します👇 🔧 方法 🎬 該当カットを After Effectsコンポジション に置き換え Premiereには無いエフェクトを使うのでAE必須です。 🗂️ 調整レイヤーに「メッシュワープ」エフェクトを適用 行を6、列を1に設定します。 調整レイヤーにするのは、素材を拡大したり水平を調整している場合があるためです。 📏 下2行分のアンカーポイントを下げて、足が少し長く見えるように調整します。 背景によっては違和感が出るので、カットごとに微調整が必要です⚠️ ちなみに…事務所によってはこの作業、ほぼ必須だそうです😅

Shift+ドラッグを活用しよう

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 【Shift+ドラッグを活用しよう🖱️✨】 例えばテロップやグラフィックをマウスでドラッグする際、横方向だけとか縦方向だけに移動させたい時ってありますよね? そんな時に便利なのが Shiftキー! ・🔑 ドラッグしながらShiftキーを押すと、X軸 or Y軸だけの移動になります。 さらにこれはタイムラインのドラッグ&ドロップでも有効! ・🎬 クリップを上のトラックに移動する時に、Shiftを押しながらドラッグすると左右にズレずに移動できます。 複数のクリップをまとめて動かす時など、意外とズレやすいのでぜひ使ってみてください! おまけ💡 ・🎯 プログラムパネルで Ctrlキー を押しながらドラッグすると、赤いガイドが出てセンターや画面端にスナップ! 簡単にセンタリングできて便利です。 ぜひお試しください!🎥✨

タイムラインを軽くする方法

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 ✅ 【タイムラインを軽くする方法】 Premiereをなるべく軽く作業するために、タイムライン設定もカスタムしましょう。 その分フリーズやクラッシュのリスクを減らせます⚡ 🎥 おすすめ設定 「ビデオのサムネールを表示」をオフに! これだけで軽くなることが多いのでぜひ試してみてください🙌 ちなみに私は… ✔️ 「オーディオ名」非表示 ✔️ 「FXバッジ」非表示 にしています。 「オーディオ波形」は必要に応じてオン・オフを切り替えてます。

マルチカメラシーケンスを普通のシーケンスに戻す方法

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 ✅ 【マルチカメラシーケンスを普通のシーケンスに戻す方法】 編集中に、いつの間にかシーケンスがマルチカメラシーケンスになっていることありませんか? 特にネストしたシーケンスなどで起こりがちです。 今回は、マルチカメラシーケンスを普通のシーケンスに戻す方法をご紹介します! 🔧 やり方 1️⃣ プロジェクトパネルから該当のシーケンスをソースモニターにドラッグ 2️⃣ ソースモニター上で右クリック → 「マルチカメラ」 → 「有効」のチェックを外す これ、いつか役立つ日が必ず来ます! ぜひ覚えておくかブックマークしておきましょう✨

✨テロップをかっこよく光らせる方法✨

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 【✨テロップをかっこよく光らせる方法✨】 🎬 番組タイトルなど、テロップを印象的に光らせたいときに便利なのが「レンズフレア」 Premiere Pro に最初から入っているデフォルトのエフェクトでも、十分に使えます。 ⚡ ただし、テロップに直接エフェクトをかけると、テキスト部分にしかフレアが出ず不自然になりがち…。 💡 必ず調整レイヤーをテロップの上に置き、そこにレンズフレアをかけましょう! これでフレアが背景にも自然に広がり、映像としっかり馴染みます。 ✅ ちなみに調整レイヤーの代わりにブラックビデオを置いてしまっても大丈夫! 右クリックで「調整レイヤー」に変換できます。 🌈 ぜひ試して、ワンランク上の演出にしてみてください!

プロジェクトのタブが見にくい時の対処法

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 【プロジェクトのタブが見にくい時の対処法】🗂️✨ Premiereでよくあるのが、プロジェクトやビンのタブ名が長くて他のタブが隠れてしまう問題😅 タブが重なると探すのが地味にストレスですよね…! そんな時は👇 ✅ 環境設定 → 一般 →  プロジェクトタブの「プロジェクト:」と「ビン:」を表示 のチェックを外す! これだけでタブ名が短くなり、1〜2個多く表示できるので、ちょっとしたストレスが減ります🙌 知らなかった方はぜひお試しください!

プロジェクトパネルをカスタマイズして保存しよう

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 【プロジェクトパネルをカスタマイズして保存しよう】📁✨ 先日ご紹介したタイムライン設定の保存に続いて、今回はプロジェクトパネルの表示設定をプリセットとして保存する方法です! ✅ やり方 パネル上部の 三本線メニュー →「新規表示プリセットとして保存」を選択 名前を付けて保存すれば、いつでも呼び出せます🙌 私は素材の中身をすぐ確認したいので、リスト表示+サムネールON にしています👀 ぜひ自分好みにカスタマイズしてみてください!

エフェクトのかかる順番に注意!

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 【エフェクトのかかる順番に注意!】🎞️ Premiereのエフェクトパネルは、基本は上から順番に適用されます。 ✅ 例1 モノクロ → レンズフレア(上から順にかかる) ただし!テロップ(エッセンシャルグラフィックス)は逆で、下から上にエフェクトが適用されます⚡ ✅ 例2 レンズフレア → モノクロ(下から順にかかる) 間違いやすいので要チェックです👀✨

カスタマイズしたタイムラインを保存しよう

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 【カスタマイズしたタイムラインを保存しよう】🗂️✨ Premiereでは、ビデオのサムネールやトラックの高さなど、タイムラインを自分好みにカスタマイズできます🎬 意外と知られていませんが、このタイムライン設定はプリセットとして保存できるんです! キーボードショートカットで呼び出せるので、いつでも自分仕様のタイムラインに戻せて便利🙌 ぜひ自分用に登録してみてください! ちなみに私は、 ✅ ビデオのサムネール ✅ FXバッジ ✅ キーフレーム は非表示にしています😆